阿曽さんのコント「ドロボーの心理」の台本書き起こし

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ピン芸人:阿曽さん
大川興業所属
活動時期:1997年~
旧芸名:阿曽山大噴火
本名:阿曽道昭(あそ みちあき)

阿曽さんのコント「ドロボーの心理」
エンタの神様より

阿曽さん「ドロボーの心理」

通勤定期で裁判所に通ってる阿曽さんです。
ということで実際にあった裁判の話をしたいと思います。
罪名が常習累犯窃盗。
置引の常習犯ってことなんですけど
ではこの被告人何をやったかと。
JRの駅のホーム上なんですけども
背中合わせで座るベンチありますよね。
被告人の後ろに座ってた男の人が寝てたらしいんですね。
バッグも置きっ放し。
ということで被告人はこのバッグを右手を伸ばしまして
ずるずるずるずると足元まで手繰り寄せたんですね。
そしたら遠くのほうにいた私服警官が
それをずっと見ていて
「お前何やってるんだ」ということで
その場で捕まえたというこういう事件なんです。
裁判官が「これどうですか?」って聞いたら被告人が
「いやこれは…事実と違います」
何が違うのかなと聞いてみたら
「私を捕まえた警官はバッグを盗ろうとしたとおもったらしいですが、バッグじゃなくて中身を狙ってたんですよ。私は現金を盗ろうとしてたんですよ」と。
で被告人質問です「ホントにあなたはバッグを盗るつもりなかったの?」って聞いたんですこれに対して被告人が
「はいだって私、バッグ持ってますから」。
これ答えになってないだろって思うんですけど。
でこれに対して検察官が
あなたと警察官の言い分が食い違ってるんですよ。
あなたはバッグを足元まで手繰り寄せたと。
あなたを捕まえた警察官はバッグを膝の上に乗せたのを見たと。
全然言い分が違うんですよ。
どう?バッグをひざの上に置いてない?
聞いたんですそしたら被告人が
「いや置いてないですねバッグは下に置いてコソコソです。こっちは悪いことしてんだから」
確かに盗む時はコソコソするかなと思ってたら被告人がさらに続けて
「あのね~ドロボーの心理的にひざの上はないな」。
もう日本中の泥棒を代表して言ってますからね。
でこれを聞いた弁護人が「じゃあ出所後またやるの?」。
ちょっと嫌みっぽく質問したんですね。
これに対して被告人が「いやその前に私の命が尽きると思います」。
75歳ですから生きて戻って来ることはないだろうと。
でさらに被告人が続けて言ったのが。
「なので人生最後の盗みだったなぁと」
いやどこで人生振り返ってるんだよ!
世の中には人生最後の最後まで盗みをやる人もいるんだなっていう話でしたどうもありがとうございました。
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