ベートーベン鈴木「コミックソング」の台本書き起こし

ギター漫談家:ベートーベン鈴木
東京演芸協会所属
本名:鈴木功

ベートーベン鈴木「コミックソング」
お笑い演芸館(2018年4月19日放送)より

ベートーベン鈴木「コミックソング」

本日は宴会にお越し頂きまして誠にありがとうございます。
皆様のご健康を祝福致しまして乾杯!
(ギター)
「酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞ」
「酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞ」
「1月は正月で酒が飲めるぞ」
「2月は豆まきで酒が飲めるぞ」
「3月はひな祭りで酒が飲めるぞ」
「4月は花見で酒が飲めるぞ」
「5月は子供の日で酒が飲めるぞ」
「6月は田植えで酒が飲めるぞ」
「7月は七夕で酒が飲めるぞ」
「8月は暑いから酒が飲めるぞ」
「9月は台風で酒が飲めるぞ」
「10月は運動会で酒が飲めるぞ」
「11月は何でもないけど酒が飲めるぞ」
「12月はドサクサで酒が飲めるぞ」
「酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞ」
「酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞ」
イエ!
今歌ったのが『日本全国酒飲み音頭』。
40年前に作曲したものなんです。
当時レコード出したら売れちゃってオリコンでもって第11位までいったんですよ。
11位ですよ。
トップ10がなきゃ1位だったの。
それ以来コミックソング作って歌ってます。
でじゃあなぜお前の名前はベートーベン鈴木なんだっつうんですけど僕の作ってるコミックソングもベートーベンが作ったクラシックも同じ音楽なんですよね。
ですから私偉大なる作曲家ベートーベンこのお名前をなんのためらいもなく自分の名前に付けさせて頂きました。
これも運命なんです。
このギャグでもって今日のお客さんのレベルを探ってるんです。
今日かなりハイレベルのお客さんいらっしゃってます。
でね僕のグループっていうのがあってねやっぱり同じような名前付けてんです。
僕はベートーベン鈴木でしょ。
弟子にシューベルトまつだっていうのがいるんですよ。
でマネジャーがチャイコフスキーやまざきって。
で運転手がバッハたなか。
で事務所の女の子にメンデルスゾーンさちこっていますからね。
これがうちの屋号ですからね。
でね日本で一番最初にコミックソングをやった方っていうのはね明治時代の初期に川上音二郎っていう人がいたんです。
この方がねオッペケペー節というのをやったんです。
これが第1号なんです。
「オッペケペオッペケペ」
「オッペケペッポーペッポッポー」
「オッペケペオッペケペ」
「オッペケペッポーペッポッポー」
「I have a pen Apple pen!」
「Pen-Pineapple-Apple-Pen!」
「オッペケペI have a pen」
「オッペケペッポーApple-Pen!」
ってこれほとんど一緒なんですよ。
という事は日本のコミックソングは明治時代からちっとも進歩してないんです。
でこれ大体両方ともラップのリズムでしょ?
という事は日本に明治時代にすでにラップがあったって事。
サランラップよりも早いんですこっちの方が。
俺もねラップの歌作曲してるんですよ。
「チャッカ・ポッコチャカ・ポコ・チャ」
「チャッカ・ポッコチャカ・ポコ・チャ」
「あなたの胸にはボインがない」
「ウエストヒップの堺目ない」
「可愛いい水着は入らない」
「流行おっても目立たない」
「お化粧したってかわらない」
「整形したけど気が付かない」
「テニスに行っても相手がない」
「会社が引けてもさそいがない」
「お見合いしたけどまとまらない」
「文通したって返事がない」
「ないないづくしでやりきれない」
「それでもあなたは生きている」
「チャッカ・ポッコチャカ・ポコ・チャ」
「オッペケペッポーペッポッポー」
「I have a pen Apple pen!」
「チャカ・ポコチャカ・ポコオッペケペッポー」
「I have a pen」
やっぱり日本の…。
明治時代からちっとも進歩してないって事です。
さて私この日本の美しい四季をテーマに歌を作らさせて頂きました。
灼熱の太陽がギラギラと輝くそんなシーズンの歌です。
タイトルは「夏の窓」。
(ギター)
開けとけ!
「夏の窓」でした。
季節は巡りまして極寒の冬がやってまいります。
聴いてください「冬の窓」。
(ギター)
閉めとけ!
皆様のご希望どおりのオチをつけさせて頂きました。
さらに季節は巡りまして桜の美しいシーズンがやってまいります。
そんな季節にピッタリの歌です。「春の窓」。
(ギター)
半分開けとけ。
「春の窓」でした。
で「秋の窓」が「半分閉めとけ」なんです。
これやんなくていいでしょ?
おわかりですよね?
これ時間の無駄なんではしょります。
さあいよいよ窓シリーズクライマックスに入ってまいりました。
最後はね季節を超越したものを作りましたんで聴いてください。
「社会の窓」。
(ギター)
おいズボンのチャックが開いてんじゃねえかお前。
みっともないから閉めとけ。はい。
「社会の窓」でした。さあ以上でもって私のコミックソングコンサート終わりです。
ありがとうございました。

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