ハライチの漫才「未知の生物が寄生」の台本書き起こし

お笑いコンビ:ハライチ
ワタナベエンターテインメント所属
2006年結成
ボケ担当:岩井勇気(いわい ゆうき)
ツッコミ担当:澤部佑(さわべ ゆう)

ハライチの漫才「未知の生物が寄生」
ENGEIグランドスラム(2018年4月7日放送)より

ハライチ「未知の生物が寄生」

セリフ左:澤部佑
セリフ右:岩井勇気

はいどうも!ハライチです。お願いします。
普段ね焦る状況ってあると思うんですけど。
そういうときにね冷静になんないといけないですね。
落ち着いて行動しないと駄目ですよ。
普段焦る状況で一番あるのが未知の生物が体に寄生したとき。
知りませーん。
経験がないから知りません。
知らない?
周りでも聞いたことないです。
聞いたことない?
あいつら人間社会に溶け込むのが実にうまいからな。
経験者なの!?怖いね!えっ?
ちょっと1回練習してみますか。
お願いします。
初めまして聞こえているか?
あっ何か聞こえる!
私はこの星の外からやって来た生命体だ。
何だって!?あっ俺に話し掛けてるのか?
君じゃない隣の彼だ。
おい!なぜ隣行っちゃう!?
すごく待っていたから俺は。
なぜ隣へ行ってしまう?俺に寄生しなさいっつってんの。
というかそもそもなぜ隣に言ってるやつが俺に聞こえちゃってる?訳の分からない。
すまん音量の調節ができない。
バカだな!
調節できるようになってから来い!地球へ。
俺に寄生してきなさい。
お前にね。
君の体に入り込み脳に直接話し掛けてるんだよ。
俺の体をどうするつもりだ!?
君の体を乗っ取りやがて君の意識はなくなるのさ。そして君の中で私は分裂する。
その分身が新たな人間を乗っ取る。
こうして全人類は私のものとなるのだ。
何て恐ろしい計画だ!あ~全人類を乗っ取るだなんて。
その手始めに俺の体を乗っ取った。そういうことだな?
あっ君じゃない隣の彼だよ。
俺は!?ねえ?
俺は?
ぽっちゃりなで肩坊主がずーっと独り言…。
俺に来てください。
すまん音量の調節ができなくて。
直せと言ったぞ!それは。
つまみが壊れてしまってるので…。
「つまみ」!?
こういうやつ!?
この手のタイプの?
MAXのとこから回し過ぎてグルグル回るように…。
何でMAXのとこから欲張ってさらに回した?バカ!
違うんだよ!
取れかけてます。
取れかけてるなら直そう。
文明すごそうなのだから直そうよ!
違うんだよ!
愛着があるんで。
この機械に愛着があるとかは知らないから!
俺に寄生しなさい!
お前にね。
君の体に入り込み脳に直接話し掛けているぞ。
何だって!?俺の体で間違いないんだな?
俺の体で間違いないんだな!?
何て恐ろしいことだ。
俺の体に…乗っ取っている俺で間違いないんだな?
・・・・・・
俺じゃねえじゃねえかおい!
俺じゃないな!
この間は俺じゃない間だね!
ずっと話し掛けてくれないもんだって。
俺じゃないんだよね?俺じゃないですね?
(せきばらい)
何ですか?何ですか?
すいません何ですか?ちょっともう1回…。
今の何ですか?何かの合図ですか?
合図ですか?今のせきばらいは乗っ取られた人にしか聞こえないやつですか?
合図ですか?どっちですか!?
違います。
違う~!?
違う!?
すごーく待って違う?
長々と待って違う!?
ねえ!俺に寄生しろっつってんのだから!
何度も言ってるぞ。俺に寄生しろと言っている。
君の中に入り込んでいるぞ。
俺で間違いないんだな?
そうだよお前だよ。
やった!
喜んでる場合じゃなかった。
君の体を乗っ取っていってるぞ。
恐ろしい!どうすれば…。
私は全人類を支配するためにこの星に来たのだ。
まず寄生する人間を探した。普通の人間では駄目だ。
人間を憎んでる人間これがちょうどいい。
そして私はついに見つけた。幼少期に両親に捨てられ山奥でオオカミに育てられた人間を憎んでいる人間。
そう!12歳の君だ。
やっぱり俺じゃなーい!
いいかげんにしろ!どうもありがとうございました。