カベポスターの漫才「モグラとドーナツ工場」の台本書き起こし

お笑いコンビ:カベポスター
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
2014年結成
ボケ担当:永見大吾(ながみだいご)
ツッコミ担当:浜田順平(はまだじゅんぺい)

カベポスターの漫才「モグラとドーナツ工場」
漫才Loversより

カベポスター「モグラとドーナツ工場」

セリフ左:浜田順平
セリフ右:永見大吾

カベポスターです。よろしくお願いします。
確かにお前の言う通り漁船に置いてあるまな板って汚そうだよね。
言ってないわ。
漁船とか言ってないわ。
ああお前じゃなかった言ってたの。
俺でも言わんといてな。そんなん。
すいません。お願いします。
よろしくお願いします。
あの~子どもたちが喜ぶ絵本を描きたいなって思ってます。
あ~いや志はいいけど
絵本って出版とか難しいよ?
もうタイトル決まってんねん。
もう考えてんの?
だから聞いてほしい。
ああいいけど絵本はタイトルが一番大事やで。
手に取るかどうかってそこやからね。
「モグラとドーナツ工場」。
ええやん。
内容気になるなぁ。
これは主人公のモグラがいい匂いのする方に穴を掘っていったらドーナツ工場にたどり着くねん。そこではトラブルが起こってて。
トラブル?
ドーナツに穴をあける機械が壊れてドーナツが作れない状態。
なるほど。
穴をあける機械の故障ね。
それを聞いてたモグラが「それなら僕にいい考えがあります。穴をあける機械が壊れてるのならパン工場にしましょう」。
パン工場?
でパン工場に生まれ変わるって話。
展開もったいな~。
いい話でしょ。
途中までめっちゃ良かったのに。
それていったな期待。
どういうこと?
モグラがドーナツに穴あけるんじゃないの?
モグラがドーナツに穴あける?
いやだから穴掘りを得意なモグラが壊れた機械のかわりにドーナツに穴をあけましたの方がよくない?
ちょっとそれはファンタジー過ぎてついてけへんかな。
モグラがコンサルする方がついていかれへんわ。
何で工場長知らんモグラの意見採用しちゃうの?
まあこれアカンねやったら別の話も考えてるからそっち聞いてえや。
まだあんの?
「アライグマといそがしいレストラン」。
ええわ~。
これアライグマがアルバイトの面接に行って店長に「君はホールで」って言われんねん。
洗い場行かせろ!
で接客を頑張る話。
掛け合わせろって。
うん?
履歴書の特技の欄に「洗い物」って書いてんねんから。見ろよ店長。
じゃあ別の話書こうかな。
展開次第やから。
「ヨチヨチペンギン頑張れオーナー飛び」。
いや音もリズムも最高やねんけど。
これはヨチヨチ歩きしか出来ないペンギンがオーナーを回す話。
飛べや!
ヨチヨチきてこうやって飛ぶん可愛いやん。
いや飛ぶのはゾウの兄弟やから。
そいつらに縄回させろや!
鼻使ってうまく大きく回して真ん中ペンギンが飛ぶやろ?
何がアカンのかよく分かんないな。
動物の特徴をいかしてよ。
あっ動物の特徴な。
特徴いかして掛け合わせたら面白い絵本が出来んねや。
「イルカのサプライズパーティー」。
あんのね?そういう話。
これはイルカ達がなっちゃんって子の誕生日をサプライズでお祝いしようとするねん。
掛け合わしてよ。
ただなっちゃんっていうのはナマコやから。
ナマコ?
ナマコっていうのは心臓がない生物やから何をされてもビックリせず失敗に終わるって話。
誰が喜ぶねん!その話。
何なん!?
心臓がないねん。
心臓がないって何なん?
ナマコの特徴や。
いかすなそんなん。
アカンの?
イルカどこ行ったん?じゃあお前。
もっと可愛いキャラクターでキャッチーな特徴あるやろ?
「カンガルーと便利なポケット」。
カンガルーやねんな主人公。
これはカンガルーが買い物帰りに「レジに通してない商品ありますよね?」って言われて「すみませんでした」って謝る…。
犯罪でいかすな!
犯罪に使うな特徴を。子供に読ましたいんやろ?
これもアカンねやったらラスト1個しかないわ。
お前タイトルはいいからもう物語考えんなって。
「それ行けムササビ下着泥棒」。
タイトルもアカンのかい。
もうええわどうもありがとうございました。

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