スーパーマラドーナの漫才「言葉にできない」の台本書き起こし

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お笑いコンビ:スーパーマラドーナ
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
2003年結成(マラドーナ)
2008年再結成(スーパーマラドーナ)
ボケ担当:田中一彦(たなか かずひこ)
ツッコミ担当:武智正剛(たけち せいごう)

スーパーマラドーナの漫才「言葉にできない」
お笑い演芸館より

スーパーマラドーナ「言葉にできない」

セリフ左:武智正剛
セリフ右:田中一彦

どうもはじめまして。
スーパーマラドーナといいます。よろしくお願い致します。
ありがとうございます。いやああったかいお客さんでね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
我々ね普段は大阪で漫才しているスーパーマラドーナといいましてね。
知らないお客さんもねたくさんいらっしゃると思いますので簡単に自己紹介したいんですけども。
僕がスーパーマラドーナというコンビの武智といいましてちょっと珍しい名字なんですけども武士の「武」を書いて物知りの「知る」を書いて下に日光の「日」を書いて武智といいましてね。
相方がね見てのとおり見たまんまでございます。
顔と雰囲気見てもらったらね名字誰でもわかる思いますよ。
田中っていいますんで…。
お願いしますね。
田中です。
田中中の田中。100パーセント田中なんでねよろしくお願いしますね。
お願いします。
言うてもね最近ちょっとねしたい話ありましてね。
ちょっとね僕もしたい話がありましてね。
田中も?先聞いたるわ。何?
例えば自分の親しい人とかに普段思っててもなかなか言えないような事ってあるじゃないですか。
うーん…まあ感謝の気持ちとかね。
例えば親兄弟とか彼氏彼女とか。
感謝の気持ち照れくさくて言いにくいですよね。
でもどうしても自分の気持ちを伝えたいなって思う時あるでしょ。
ホンマは感謝してるみたいなね。
そんな時に小田和正さんの『言葉にできない』っていう曲がもしバックミュージックでかかってきたら普段言えないような事もサラッと素直に言えるんじゃないかなって思ってね。
あの感動の名曲ね。それ確かに言えてるわ。
俺今からバックミュージックで歌ったるからお前普段言われへんような人に言われへんような事言うたらええやないか。
いいですか?
ここから感動ですよホントにね。
「lalala…♪」
お母さん。
普段照れくさくてなかなか言えないような事今日は素直に言えそうです。
「言葉にできない♪」
おはよう。いってきます。
普段会話ないんかい!
そんなん日常生活で普通に言うやろ。
頼むからこっち向いて。
無視されとるやないか。
家庭崩壊してんのかお前んとこ。
もう1回お願いします。
ふざけんとちゃんとやってや。頼むで?
「lalala…♪」
お母さん。
僕がよくいじめられて泣いて帰ってきた時お母さんは僕にこう言ってくれたね。
一彦あの人とはもう解散しなさい。
俺の事やないか!
小学校ぐらいの時の話かな思ったやないかい。
誰がいじめてんねん。いじめてるかアホ!お前は。
あっはい…あっいじめてないです。
そんな態度とるな。
いじめてないですからね…。
そんな態度とったらいじめてんのかなと思われる…。
全然優しいですもんね。いつもね優しい!
すいませんはい…!ああっ!
これでビビるなよ。
裏では怖いかなって思われるやろ。
ああっ!
こっちでビビるなよ。
こっちでビビるのまだわかるわ。こっちでビビるなよお前は。
優しいですもんね。
手押さえるな。お前は。
お客さんの印象悪うなるやろ俺が。
何してんねん?お前。交代や。
俺が言うからお前が歌え。交代しますね。
「lalala…♪」
お母さん…。
歌下手やねん!もう。
一瞬大黒摩季かな思ったやないかい。
違いますよ。
「ら・ら・ら」やないねんアホお前は。
音痴やからできそうにないですね。
どんな理由やねんお前は。
最初に俺がしたい話ある言うとったやろ?
その話をしたいねん。お前はちょっと黙っといて。
僕ね思う事ありましてね嫌な話ですけどサイコパスな人間っているじゃないですか。
ああいう人って自分の本性を隠すのがうまいらしいんですよ。だから隣近所にもし住んでたらね怖いなってたまに思うんですよね。
僕お隣さんと仲良いですよ。
お前そういうタイプなんや。
この間もね野菜お裾分けしてくれてちょうどカレー作ってたんで家に上がってもらって一緒に食べましたよ。
それ怖ない?
実は本性を隠しててお前狙ってたらどうする?
それはないですよ。
わからしたるわ。
俺お隣さんやったるからお前普段どおり接してみ?ほんなら。
ピンポン…。
ガチャ。はい。
早いですね。早いですね。
実家から野菜が届きましてよかったらどうぞ。
いいんですか?
うわ~!
今月お笑いの給料少なかったんで助かります。
よかったです。
今カレー作ってるんですけどよかったら一緒に食べません?
いいんですか?
今ね僕の奥さんが出かけてて僕1人なんですよ。
へえ~…1人なんですね。
はい…。
じゃあお邪魔しますね。
はい…。
バーン!カチッ!カチッ!
料理作ってきますね~!
トントントントントントントントントントン…。
このマンションの壁ってすごく分厚いですよね。
だから部屋の中でどんだけ叫んでも誰にも聞こえないんですよね。
そうなんですよ。だから僕このマンションに…。
ちょっと刺さってます。チクッとしました。
ああーっ!
こんなに大声出しても聞こえないんですよ。
そういう事やったんかい。
あとから「こんなに」のポーズやってる。
料理作ってきますね~!
変なヤツやな…。
トントントントントントン…。
人間ってね…。
なんですか?
人間ってね頸動脈を押さえるだけで簡単に動かなくなるんですよ。
ボンキュッボンパー!
僕ねたまに舞台でこのギャグやるんですけどみんな動かなくなるんです。
こいつ普段こんな接し方してんのか…。
僕ね学生時代いじめに遭ってたんですよ。
そうなんですか。
素っ裸にされて無理やり女子トイレに入らされたりね。
えっ無理やり?
ええ。
僕自分の意思でやった事あります。
やばすぎるやろ。
その僕をいじめてたヤツらなぜかみんなもうこの世にいないんですよ。
ハッハッハッハッ…。
笑ってる。
さっきの?さっきのかな?
ボンキュッボンパー!
それじゃないです。
それ思い出して笑ってるんじゃないんですよ。
こんな所に電気コードがありますね田中さん。
ああーっ…!!
あっ…あっ…。
あごが引っかかってる。
ううーっ!
ほ…包丁!
包丁?
しまった!包丁…!
今料理せんでええねんコラ。
ああーっ…!
おらあっ!
地獄のショータイムの始まりですよ。
な…なんでそんな事をするんですか?
僕はね人が苦しむ顔を見るのが一番好きなんですよ。
な…なるほど。
なるほど?
ううーっ!ううーっ!ああーっ…!
ううーっ!ううーっ!あうーっ!あうーっ!
よりやってくれてる?
こいつ不死身か?早よ死ねホンマ。
やっとや。心が折れそうになった。
怖い!もう帰ろう。怖すぎる。
もうすぐできますからね~。
もう帰りますんで。
ここでクイズです!このカレー隠し味に一体何を入れてるでしょうか?シンキングタイムスタート!
「パッパッパッパッパラパラ~」
「パパパパラパラ~」
怖い…。
「パッパッパッパッパラパラ~」
「パパパパラパラ~フォーフォーフォー」
地獄のショータイムや…。
「パパパ…」
ボンキュッボンパー!
これやめおい!これやめアホ。
ちょっとストップ。なんなん?
チョコレートです。
隠し味聞いてない。
お隣さんと仲いいでしょ?
どこがやねん。
もうええわ。どうもありがとうございました。
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