吉住のコント「クスノキカズコ」の台本書き起こし

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ピン芸人:吉住
プロダクション人力舎所属
活動時期:2015年~
本名:吉住 暢子(よしずみ のぶこ)

吉住のコント「クスノキカズコ」
にちようチャップリンより

吉住「クスノキカズコ」

ケンタとシュウジとアオイ。
私たちは放課後野球をするのが日課だった。
シュウジ志望校どこにしたの?
ちょっとうるさいよケンタ。
アンタは卒業できるか考えなさいよ。
ったくもう!
シュウジどこ見てるの?
あっおまわりさん。
私ですか。
私から2人に話します。
ケンタごめんちょっとこっち来て。
シュウジもちょっと…。
あのね私…。
今年で30になります。
ごめんなさい。
ずっと同級生のふりをしていました。
地域住民から通報があったとのちに聞いた。
明らかに成人した女が高校生と毎日のように野球をしていると。
しかも制服を着て。
アオイじゃなくて
クスノキカズコといいます。
無職です。
彼らはおびえていた。
初めて触れる人間の狂気に
おびえきった顔をしていた。
私はどうにか2人にまた笑いかけてほしくて声をかけた。
私も2人と一緒に卒業したかったななんて…。
ひどい空気になった。
おまわりさん私って何の罪になるんですかね?
私は友達が欲しかった。
青春を取り戻したかった。
ただそれだけだった。
ケンタ前に私にお前が30まで独身だったら嫁にもらってやるって言ってくれたことあったよね。
私ね来週でなるよ。
あの約束って…。
逮捕されそうになった。
今日から私はクスノキカズコに戻る。
私の頭の中には甲子園のあのサイレンが鳴り響いていた。
ゲームセット。
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