おぎやはぎの漫才「オギラート」の台本書き起こし

お笑いコンビ:おぎやはぎ
プロダクション人力舎所属
1995年結成
ボケ担当:小木博明(おぎ ひろあき)
ツッコミ担当:矢作兼(やはぎ けん)

おぎやはぎの漫才「オギラート」
THE MANZAI2018より

おぎやはぎ「オギラート」

セリフ左:小木博明
セリフ右:矢作兼

小木です。
矢作です。
おぎやはぎですけど何か問題でも?
ねぇ今日もね特に問題なかったみたいですけども。
うん…暮れたね。
うんそうだね年がね。
「暮れたね」だけだと分かんない人多いからね。
俺ぐらいになるとやっぱ小木が「暮れたね」って言うと年がっていうの分かるけどさ。
足らずも。
あぁー。
「言葉足らずで申し訳ない」ってことだよね今な。
俺ぐらいになるとやっぱ分かるよねそれは。
しーいーまーはー。
しーいーまーはーだから「しかし一年たつのが毎年早いね」だね。
だな。もうホントそう思うでも毎年早いよな。
きーこーやー…。
やめないかもう。
もうやめないか。
駄目?
小木が楽過ぎる。
助かってはいたんだけどね。
いやいやいやいや。
俺このままだと小木を負担に感じるようになる。
あぁーなるほど。
こういうのってさ夫婦でもコンビでもそうなんだけどね相手を負担に感じたらそういうのって早めに相手に伝えた方がいいらしいよ。
うんだから言ったんだけどね今ね。
だから俺今言われて俺ホント目が覚めたよ。
俺ことし頑張るよ。
いいね。もうことしあんまねえけど。
頑張る頑張る。
でさやっぱ頑張るをアピールするのってさやっぱりスクワットだよね。それはねスクワット。
あんま芸人には関係ないことだと思うけどうんスクワット?
そうだから今から俺がちょっとここでスクワット100回やるからそれをね見ててほしい。
俺の頑張りをね。
小木の頑張りを?
スクワットやりたいの?
やりたいやりたい。
俺は小木がやりたいってことはなるべくやらしてやりてぇから。
なっ小木のやりたいことが俺のやりたいことだから。
そうなんだありがとね。ちょっとじゃあいくようん。
いーち。
にーい。
さーん。
しー。
やめろ!
やめろもう。
はぁ…。
そんなペースで100回できるわけないだろ。
はぁ…。
でも数えるときにビブラートすげぇなお前。
はいはいはいオギラートね。
あぁオギラート。
そうだね小木のビブラートオギラートだもんな。
そうなのよ今回の見せ場の一つだからさこれさ。
これが見せ場の一つなのか。
そうなのよ。
ただ単にスクワットしてもそんなのって誰でもできることじゃん。
そんなのをねやれる男だけにはなりたくないの。
そんなんじゃ。
そうなの?
そう。だから俺は常に考えてるわけ。
何とかこのスクワットにエンターテインメント性を持たせることはできないかと。
常々考えたところ思い付いたんです。
すごい楽しいスクワットのしかたを。
でもスクワットさほら地味できついじゃない。
だから楽しいのあったらいいね。やりたいね。
そうでしょ。それ思い付いたから。
やってくれるの?
やりますよそりゃ。
それはもう矢作に頼まれたらお前やるしかないだろ。
じゃあいくよ。
どうすりゃいいの?
「矢作さん矢作さんスクワットしましょ」
だから…。
俺はどうすればいいの?
「いいですよ」って言わないと。
「いいですよ」
「それでは膝を曲げりゃんせ」っていうから。
そしたら何て?
それでどのぐらい…。
「どのぐらい曲げたらいいですか?」
テンション上げて。「いいですか?」
「まずは自分で曲げりゃんせ」っていうから。そしたら。
そしたら俺は?
こんぐらい…。
「こんぐらい曲げたらいいですか?」
「それじゃスクワットに見えません」っていうからそしたら。
「これぐらい曲げたらいいですか?」
「もっと曲げたらいいですよ」はい。
「これぐらい曲げたらいいですか?」
「それじゃちょっと曲げ過ぎですよ」
じゃあ「思い切ってこれぐらいでいいですか?」
「何か微妙に…」
やめろ!
やめろ。やめろ。
はぁ?
もうストレスがすごいよストレスが。
一回もやらしてくんないじゃないか真面目に。
いやいや違うからだって。
何が正解か分かんない。
だから色々指示出したでしょ今。
何これ。今作ってない?これ。
いやこれは正式なやつだから。
何だ正式なやつって。
正式なリズムでやってるからちゃんと。
ヒントをくれよ。
ヒントが欲しいの?
そうだよ。
ヒント欲しいなら言って。
「そろそろヒント下しゃんせ」言えば。
それ今作ってんじゃないかな?今作ってるでしょ。
今じゃない。ちょうど今俺思ったの。順番だから。
「ヒント下しゃんせ」
「どんなヒントが欲しいですか?」
「膝の角度を知りたいです」
「膝の角度に関しては」
「ノーヒント」
ふざけんじゃねえよ!お前。いいかげんに…。

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