和牛の漫才「料理ソング」の台本書き起こし

お笑いコンビ:和牛
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
2006年結成
ボケ担当:水田信二 (みずた しんじ)
ツッコミ担当:川西賢志郎 (かわにし けんしろう)
M-1グランプリ2016:準優勝
M-1グランプリ2017:準優勝
第44回NHK上方漫才コンテスト:優勝

和牛の漫才「料理ソング」
わらたまドッカーンより

和牛「料理ソング」

セリフ左:川西 賢志郎
セリフ右:水田信二

どうも~。
どうも~。
どうも和牛です。よろしくお願いします。
お願いします。
実はですね僕料理が得意なんで…。
料理がね。
この歌を聴いたら料理の作り方も覚えれますよっていう料理ソングを作ったんですよね。
料理ソング?
そうそうそう。
何か楽しそうやね。
作ったんがねカツ丼の歌なんよね。
カツ丼はみんな大好きやもんね。
まず僕のパートから。
水田君のパートからね。
何かこういう…。
こういうスタンバイがあるみたいやね。
「豚肉のロースに」
メロディーがいかついわちょっと。
「小麦粉を」
お子さん見てるからね。
って言ったらお前が…。
俺のパートね。
「とぅける」
「お次は卵と」
「とぅける」…。「つける」のことかな?
「パン粉をふけふ~」
「ふけふ~」って何やねんお前。
「つける」。
「つける」やったらちゃんと「つける」って言わな見てる方どうしたらいいのってなるよ。
「つける」って言ってるで。
言ってないからな。
「かつおだしと ア~」
「みりんとしょうゆ」
歌詞なくなったよね?僕の方。
「ア~」しか言うてないよ。どういうつもりやねんお前まじで。
「卵を2個パカパカ」
「パカパカ」やないのよ。
「一番大事なポイント」
またこいつのパートや。
「卵の火の通し方は」って言ったらお前が「半熟半熟はんじゅくじゅく」
どこ行くねん俺おい。
トコトコトコトコと前行って。
卵の半熟は一番大事なポイントやから前に押し出してほしいねん。
伝われへんわそんなもんお前おい。
その次に俺が「揚げたてのカツはザクザク」
「カツ丼を食べて」って言ったらお前が
「ビクトリー」
だいぶひょうきんなポーズになっとるやないか俺。
オッケーほんなら練習しとこ。
えっ?
この仕事が来た時に全然バラバラやんってなったらさ…。
こんなんで仕事来るか。
来るし。
来えへんし。
はい構えて。
えっ?
構えてって。
やめろ触んな。
いきま~す。
何やこいつ。
本番で~す。
はあ?
「ドゥンドゥ~ドゥドゥ~ドゥッドゥッドゥドゥン」
こんな前奏なかったやろさっき。
「豚肉のロースに小麦粉を」
「とぅける」
「お次は卵とパン粉を」
「ふけふ~」
「ふけふ」って何やねん。
「ふけふ」って言ってたやん…。
ちゃんと「つける」って言わな見てる人がどうしたらいいのってなるやん。
それ俺が言うとったんや…。
ちゃんと頼むわ止めんといてくれやりたいから。
何やこいつ勝手な。
押すな。
「かつおだしと」
「ア~」
遅い。
「みりんとしょうゆ」
「ア~」
「鍋で沸くまでに」
「卵2個パカパカ」
「ドゥドゥンドゥドゥドゥン一番大事なポイント」
よう笑てくれてる方や。
これスベってるぞ普通やったら。
「卵の火の通し方は」
「半熟半熟はんじゅくじゅく」
「揚げたてのカツはザクザク」
お前も来んの?これ。
「ザクザクザクザク」
あら?どこ行くの?
「ザクザクザクザクザクザクザクザク」
違うお前向こうやお前向こうやお前向こうや。
向こう?
2人でこうならなあかんやん。
そんなん絶対言っとかなあかんやん。
分からへんやんついていってまうやん。何やこいつ。
「ザクザクザクザク」
「カツ丼を食べて」
「ビクトリー」
完璧で~す。
どこがやねんもうええわ。

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